株式投資の世界へようこそ!株式と言えば通常日本国内の株式を思い浮かべますが、世界には様々な国があり株式があります。そんな世界の株式情報をお届けします。

世界の株式事情

 

皆さんはご存知ですか。日本国内の投資機関や投資家の目は世界に向いています。その理由は株式取引を有利に行い資産運用するにあたって、日本よりも魅力的な国々がたくさんあるからです。一例を挙げればアメリカ、中国、インド、タイなど様々な国で特徴ある株式取引ができます。日本の株式取引とは違うおもしろさが見え隠れしますが、やはり注意が必要です。すぐに世界の株式市場へ投資するのが不安だったら、まず投資信託から始めてみるのもいいかもしれません。

 

最近の投資信託では日本の株式はもちろん、世界の株式を扱ったものも数多くあります。経済の成長が鈍化してしまった日本よりも、金利の高い経済発展中の国はたくさんあります。経済的に成長している国の株式を投資信託で購入するのです。

 

そこで登場以来注目を集め続けているのが世界株式ファンドです。世界株式ファンドは専門家が投資先を判断し、しっかりとあなたの資産を運用してくれます。面倒な情報収集はすべてファンドマネージャーに任せることができます。自分自身に世界の株式に対する知識がなくても大丈夫です。一般的に預貯金よりもリターンが見込め、かつ個人で株式投資をするよりもリスクを抑えられるのが投資信託です。ハイリスクなイメージのある世界株式ファンドも同様です。きちんとファンドの特徴を理解して投資する国や通貨などを集中させないバランスファンドはリスク分散に適しています。投資信託で世界の株式が身近なものになります。

 

 

ベトナム株とは

 

ベトナム株の情報はなかなか出回っていません。ベトナムは社会主義国家ですが、2000年にホーチミン証券取引所を設立しました。その年から国内の企業の株取引がそれにより開始されました。ですのでまだまだ市場としては歴史の浅い市場です。2005年時点で27社が上場していて、ホーチミン市場の上場会社にはPERが五倍ほどだったり、配当利回りが8%以上あるなど株価が超割安であるものが多くみられます。最近では中国株やインド株等が日本で注目されていますがベトナムもまたこれからの経済成長を予想して投資するに値する国のひとつです。

 

また、ベトナム株の裁定取引単位が10株からで、10株あたりのそれぞれの上場企業の株価が日本円換算でだいたい500円から1500円くらいの小額なものになっています。つまりわずかな資金でも株式投資を始められるのも大きなメリットです。ちなみに個人投資家がベトナムの証券会社に口座開設をする場合各種の手数料などを合計してだいたい5000円ほどのかかるようです。ただし、ベトナム株は日本国内の証券会社では購入できないために、ベトナムでの取引の方法など手間取ることになるかも知れません。あらかじめ情報を収集して口座開設をしましょう。

 

 

タイ株とは

 

日本人観光客も多く観光地として人気の高いタイ。温暖な気候や物価の安さに惹かれ、世界中の人々がタイを訪れます。意外かもしれませんがいま最も熱いのはタイ料理でもタイ式マッサージでもなく、タイの株式取引です。今多くの投資家や投資機関が、タイの株式に注目しています。現在、タイは着実な経済成長を遂げています。当然、タイ国内の株式市場も活発になっています。タイ市場の一番の魅力は、安い株価、高配当です。ベトナム株と異なり日本からでも投資できる環境が整っているのもポイントです。タイ市場で株式取引をするには、タイの証券会社に口座を開く必要があります。タイ株を取り扱っている証券会社のホームページから申込書をダウンロードして記入します。記入は英語で行い、お金を受け取る際に小切手か、口座に入金してもらうかも選択できますが、小切手だとバーツになるので、換金するのに手間がかかり時間もかかります。入金は日本に銀行から電信送金で行いますが手数料がかかることも忘れないで下さい。タイの株式には@現地人向けのローカル株A外国人向けのフォーリン株などがあります。おすすめはNDVR。議決権のないフォーリン株のことです。通常のフォーリン株はローカル株に比べると割高ですが、NDVRはローカル株と同じ値段で購入できます。議決権がなくとも他の株主割当は受けられるので、問題はないでしょう。どちらにせよきちんと自分で情報収集を行うことが大切です。